レンガ – Edgar Allan Poe改作

Bricks – Edgar Allan Poe Adaptation

Directed by Neville Pierce

Written by Jamie Russell & Neville Pierce

Produced by Savannah James-Bayly

Uploaded by ALTER

!こちらの作品はEdgar Allan Poe氏の”THE CASK OF AMONTILLADO(アモンティリヤアドの酒樽)”を元ネタに作られています。

あらすじ

ワイン貯蔵室を改築するためレンガ積み職人を雇った依頼者。職人は依頼者に積み方のノウハウを教えながらも作業をこなしていく。依頼者の慣れない動き、うっかり手を滑らして失敗したところ、職人が”このマヌケめ”と一言。その言葉は依頼者の機嫌を損ね、眠った狂気を目覚させるのには十分であった。

今回の英単語

  • turn out C 結局Cになる、判明する
  • dabbler (…を)道楽半分にやる人
  • symmetrical 均整の取れた、左右対象の <sɪmétrɪk>
  • chuck …をポイと投げる、処分する <tʃʌk>

chuck A Bで”A(人)にB(物)をポイと投げて渡す”。

  • trowel こて <tráʊ(ə)l>

動画ではレンガ壁を作る際のこてを指します。他にも左官(壁塗り職人)や園芸用のこてなども同じ単語が使われます。margin trowelとは小さめのレンガ用のこてのこと。狭い範囲や角を整えるのに使用されます。

  • bloody ひどい、すごい <blʌ́di>

くだけた表現のイギリス英語。強目の表現なのでb-yまたはb-dyと置き換えられることもしばしば。

  • posh (振舞い、話し方などが)上品な、豪華な <pɑ(ː)ʃ>

こちらもくだけた表現のイギリス英語。

  • pissed 酷く酔って

蔑んだ表現のイギリス英語。アメリカ英語では”腹を立てて”(piss offの形をとる場合は米英両方で使用される)。

  • manservant (男性の)召使い

古い表現のイギリス英語。類義表現はhousemanやhousehold helper。

  • knowhow 専門的な知識、ノウハウ <nóʊhàʊ>

くだけた表現。日本語でもノウハウは見かける単語ですね。

  • brickie = bricklayer レンガ積み職人 <brɪ́ki>
  • make A out of B B(人)をA(ある状態)にする

“A(物)をB(材料)で作る”との意味も。

  • plonker マヌケ

スラング表現のイギリス英語。

  • missus = missis 妻、かみさん<mɪ́səz><mɪ́sɪz>

くだけた表現。

  • proverb ことわざ <prɑ́(ː)vəːrb>

wine and wenches empty men’s purses.

“ワインと女性(wench)は男の財布(purse)を空にする。”

  • Up your bum! 乾杯!

Up yours!と返すのが一通りの流れ。乾杯の掛け声は”toast”と呼ばれます。パンのトーストと同じ。元は風味を際立たせるためにお酒にトーストを入れたことから。

  • innit 全くね、本当ね <ɪ́nɪt>

スラング表現のイギリス英語。isn’t itの短縮形。

  • refit 改装する <rìːfɪ́t>
  • bespoke あつらえ職人の <bɪspóʊk>

オーダーメイド職人のこと。

  • installation 設備、装置 <ɪ̀nstəléɪʃ(ə)n>
  • indulgence 道楽、甘やかし <ɪndʌ́ldʒ(ə)ns>
  • Kraut ドイツ人 <kraʊt>

蔑んだ表現。Krautはドイツ語で”キャベツ”。つまり”キャベツ野郎”との意味。

  • minted 大金持ちの、ミントの香りのする、出来立ての

前者はくだけたイギリス英語のみでの意味です。

  • cor うわっ、あらっ <kɔːr>

驚きや感動を表すイギリス英語。

  • be in a pickle 困難な状況

やや古めのくだけた表現。

  • flog (罰として鞭や棒で人や動物)を激しく打つ <flɑ(ː)ɡ>
  • divide 分裂させる、割り算する <dɪváɪd>
  • lunatic 精神異常者、おかしな人 <lúːnətɪk>

lunaは”月”。古くは月の霊気が狂気をもたらすと言われていたのが元。

  • traditionalist 伝統主義者の
  •  shore 補強する、支える <ʃɔːr>

名詞は”岸、浜辺”。

おまけ

Churchill…チャーチル。Sir Winston。19世紀の政治家(首相)、軍人、作家でもある。一日中酒を飲んでいたり、ノーベル文学賞も取ってるなどキャラが濃いイギリス人。

Albariño…アルバリーニョ。主にイベリア半島で栽培されている白ブドウ。

Chardonnay…シャルドネ。世界各地で栽培されている白ブドウ。

Riesling…リースリング。主にドイツで栽培されている白ブドウ。

Rioja…リオハ。スペインのワイン産地でもあり、ワインの名前。赤ワインが半分以上を占める。

Düsseldorf…デュッセルドルフ。西ドイツの都市。経済的、芸術的共に評価が高く、ドイツ国内でも人気がある。

old Winnie…Winstonの愛称。

Prost!…プロースト。ドイツ語で”乾杯!”。

感想

身の程を弁えない者には罰を、な主義の狂った依頼者のお話でした。かなりイギリス色が濃厚な作品だったので、聴き慣れない言葉がかなり多かったです。依頼者の淡々と話す様は不気味で素晴らしい役者だと感動しました。派手なシーンがないにもかかわらず人間の恐ろしさを表現した一押し作品です。

“レンガは単体だと無価値だ。だが繋がると非常に素晴らしいものとなる。下にあるレンガが上に行きたいなどと抜かすと、好ましくないのは分かるね?…壁というのは私たちの”安息”のためにあるのだ。”

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