“歯”

“Teeth”

“Teeth” by Daniel Gray & Tom Brown

Voice by Richard E. Grant

Uploaded by ALTER

あらすじ

彼は生まれながらにして”歯”に嫌悪感を抱いていた。そこからくるストレスにより幼い頃から歯を何度も痛めつけていたが、やっと抜けたのも乳歯。結果大人の歯が生えそろってしまう。年齢を重ねるにつれて彼は歯に対する憎悪を持つが、しかしやがてそれは執着に変わり奇怪な思惑と理想の世界にのめり込んでいくのであった。

今回の英単語

  • by [from] all accounts 誰に聞いても

文頭、文中または文尾のどこに置いても問題ありません。

  • wean 離乳させる
  • teething 歯が生えること
  • bud つぼみ、未成熟の物(人)
  • erupt 噴火する、歯が生え始める
  • conviction 信念
  • mandible あご、下あご、クチバシ <mǽndɪb(ə)l>

解剖学的な用語です。man-から始まるものは、人間の身体に関連するものが多いです。

  • barbarity 野蛮、残虐行為 <bɑːrbǽrəti>
  • toffee タフィー(砂糖とバターで作る飴の一種) <tɑ́(ː)fi|tɔ́fi>

日本にも少しずつ浸透していますが、アメリカなどの英語圏では一般的なお菓子や、フレーバーの一つです。ナッツが加わったものはtoffee nutと呼ばれます。

  • welfare 福祉、(生活や健康の快適さが満たされた)幸福 <wélfèər>

動画内ではおそらく大人の歯が生えそろった快適さ、幸福さに興味がないという意図で使われています。

  • inconspicuous 人目を引かない <ɪ̀nkənspɪ́kjuəs>
  • bicuspid (歯などが)2尖頭の <bàɪkʌ́spɪd>

前置詞bi-“2、重”とcusp”尖端”が組み合わさっています。bicycleなどが短かな前置詞bi-の例です。

  • reminiscence 思い出、追悼 <rèmɪnɪ́s(ə)ns>

かたい表現です。一般的にはmemoirsが使用されます。

  • day-to-day (名詞の前で)毎日の

on a day-to-day basisで”1日単位で”のように、名詞の前にday-to-dayを置きます。

  • mastication 咀嚼(そしゃく)

かたい表現となり、動詞はmasticate<mǽstɪkèɪt>となります。
masticatorは”粉砕器、肉挽き器”という意味になります。興味深いですね。

  • lavish 贅沢な、豪華な <lǽvɪʃ>

語源はいくつか説がありますが、一つは昔のフランス語”土砂降りの雨”からきているそうです。

  • intervention 干渉、仲裁、調停 <ɪ̀ntərvénʃ(ə)n>

interventionism”干渉主義(政策)”というのは、自国に問題あるなしに関わらず、他国や地域のトラブルを積極的に解決しようと介入することを指します。

  • denture(s) 入れ歯、義歯 <dén(t)ʃər>

false teethともいいます。

  • substantial (数量や規模が)かなりの、重大な

かたい表現の一つ。substanceは”物質、麻薬、薬物”や”重要性、内容”など多くの意味が含まれています。

  • foul 汚い、不快な、腐敗した <faʊl>

いわゆるスポーツ用語で登場するファウルです。スポーツ用語的には”反則の”の意味となります。

  • prosthetic 人工補充物の <prɑ(ː)sθétɪk|prɔs->

医療用語です。prosthetic armで”義手”のように使われます。

  • pristine まったく汚れていない、本来の <prɪ́stiːn>

かたい表現です。「新品同様の」または「自然のままの」の両方の意味で使用できます。

  • realm 領域、分野、国土 <relm>

旧式、文章や法律的表現。やはりかたい。

  • efficiency 効率 <ɪfɪ́ʃ(ə)nsi>
  • immaculate 汚れていない、欠点がない <ɪmǽkjələt>
  • thorough 徹底的な、完全な <θə́ːroʊ|θʌ́rə>
  • interspecies 種間の

接頭語inter-“の間、相互の”にspecies”種”。生物学の用語になります。

  • meticulousness 細心の注意を払うこと、念入り

形容詞はmeticulous<mətɪ́kjələs>となります。

  • utmost 最大限の、極度の <ʌ́tmòʊst>

感想

美しいブリティッシュ訛りの英語が芸術的で、数多くのかたい英語表現が盛り込まれていました。それがより一層動画の不気味さを際立てていると感じます。どちらかというと恐怖というよりは”不快”に近い作品でしょうか。
個人的に辞書の内容のように意味をしっかり覚えていない単語が散見されましたが、視覚的に情報があるアニメーションというのもあり、さらに英語を勉強するにあたって予測をする力がある程度身についていたため、観ていてストレスは感じませんでした。予測の力、英会話でも英文でもこれ本当に大事です!
日本語も美しく豊かな言語だと感じますが、英語もまた別の表現の幅があるので面白いですね。

余談ですがこの作品の声はオスカーにノミネートされるなど、有名な声優が担当しています。聞いたことある!と思った方はぜひRichard E. Grantで調べてみてくださいね。

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