10個の”2文章”ホラーストーリー

10 Two Sentence Horror Stories

Animated by Axeman Cartoons

Uploaded by Lets Read!

紹介

インターネット上に掲載された短い文章という縛りの中で作られた恐怖話。その中でも10の傑作をAxeman Cartoons氏の不気味な世界観と共にお楽しみください。

解説

#1

  • hammer 金づちで叩く <hǽmər>

棺桶を金づちで叩いたり釘打ちする意味は土地の風習によってだったり諸説あるのですが、一般的には運んでいる際に蓋がずれて遺体が落ちてしまわないように、しっかり閉じるようです。

  • barely かろうじて <béərli>

同義かつ否定の意味が強い際にはhardlyやscarcelyを使います。

  • muffle …を覆う <mʌ́f(ə)l>

車の排気ガスを吐きだすパーツをマフラーと呼びます。mufflerは”消音器”と”マフラー(首に巻く、scarfと呼ばれることのほうが多い)”という意味もあります。

  • dirt 土、ほこり <dəːrt>
  • coffin 棺桶 <kɔ́ːf(ə)n>

アメリカではcasket<kǽskət>と呼ばれることも。

…主人公が目覚めたときは棺桶の中。蓋を釘打ちされた上、土をかけられて生きたまま埋められている。

#2

…ガラスを叩く音で目が覚める。窓ガラスから鳴っているのかと思ったが、実際は”鏡”からだった。

#3

…携帯には自分の寝顔写真が保存されていた。主人公は一人暮らしである。

#4

  • intruder (不法)侵入者、邪魔者
  • murder (人)を殺す、台無しにする <mə́ːrdər>

主語を人にすることを忘れないように。

…家に誰かが侵入してきた!と妻に起こされたのが昨夜のこと。2年前に妻は侵入者に殺されている。

#5

…一度も眠りに落ちたことはない。だが起き続けている。主人公はおそらく夢の中で、何度も目覚めてはいるのだが本当に”目覚める”ことはできず、ずっと囚われ続けている。

#6

  • rot 腐る、朽ちる <rɑ(ː)t|rɔt>
  • bolt upright まっすぐに、硬直して

sit bolt uprightで”背筋をピンと伸ばして座る”。まるで棒を飲んだようにまっすぐに、というイメージを持つと良いです。

  • relieve ほっとさせる <rilíːv>
  • creak open キーと音を立てて開く

creakは”(ドア、ベッド、階段がキーキーと)きしむ”。

…12:07に化け物が主人公の胸を貫き、口を塞がれ叫び声もあげられない。飛び起きて夢だったことに安堵するが、時計は12:06を指す。次の瞬間、クローゼットの扉がキィ…と音を立てて開くのであった。

#7

  • laughter 笑い声 <lǽftər|lɑ́ːf->

laughとほぼ同義ですが、laughterはより連続的で笑い”声”に重点が置かれています。また、a laughと違いlaughterには単数a-や複数-sは必要ありません。

…赤ん坊の泣き声は素晴らしいものだ。ただそれが聞こえるのが午前1時でなく、そしてあなたが一人暮らしではない限りのこと。

#8

  • tuck (子どもなど)をくるむ、しまい込む <tʌk>
  • quiver (人、声が)かすかに震える <kwɪ́vər>

怒りや興奮、感動などで震える際に使用できます。

  • whisper ささやく <(h)wɪ́spər>

…息子をベッドに寝かすときのこと、ベッドの下にモンスターがいないか確認して!と頼まれる。(英語圏ではよくあるお化けの話。)息子のため主人公がベッドの下を覗いたところ、そこにはもう一人の息子の姿が。彼はささやく”ベッドの上に誰かいるんだ…。”

#9

  • stare じっと見る <steər>

stair”階段”と同じ発音です。

  • fixate on 執着している <fɪ́kseɪt>

…主人公の飼い猫には凝視する癖のようなものがある。常に主人公の顔に執着するのだが、ある日、飼い猫は顔ではなく主人公の”後ろ”を見つめているのに気がついてしまった。

#10

  • yell …を大声で言う、…と叫ぶ <jel>

…主人公は母が家の一階から自分の名前を叫んでいるのに気がつく。下に向かおうと階段を降りかけたそのとき、母に手を引かれる。母の部屋に連れられて彼女が一言”私も聞こえたわ。”

感想

これらのほとんどは掲示板に投稿された、短い文章で怖い話を作ってみよう!という企画のものです。その中でも評価の高い文をアニメーションにしたAxeman Cartoons氏の作品でした。柔軟な表現力がより気味の悪さと恐怖を一層引き出せているのだと感動しました。コメント欄でもAxeman Cartoons氏のタレント性を高く評価しているものが見受けられて嬉しいです。

スポンサーリンク